今年のゴールデンウィークも暖かく穏やか日が多く、松川町のあちこちに鯉のぼりが泳ぐ風景が見られました。しかしながら、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、4月には国から緊急事態宣言が発令されました。先日全県において解除となりましたが、まだ予断は許されない状況と思っています。
連休も不要不急のが外出を控えるため、皆さんも今までにないくらい多くの時間を家で過ごされたことと思いますが、家時間が増えた分、DIYや部屋の片付けなどをする方も多く、ホームセンターは毎日賑わっていたようですね。
そんな中で私たち細田工務店も、この新型コロナの感染が終息した後も、皆様に家時間を快適に過ごしていただきたいという思いから、今後も皆様の暮らしに役立つ情報をお届けしてまいります。
CHECK☞ 今回は3密の密閉を避ける換気のコツと題して『効果のある換気』をご紹介
新型コロナウイルスによる感染症の対策が始まってから、「3密」「ソーシャルディスタンス」など様々な言葉を耳にするようになりました。
「3密」とは、密閉・密集・密接から名付けられた言葉ですが、コロナウイルスの感染を避けるためにも、この3密を控えるようにすることを国から求められていますね。具体的に3密がどういったものかを列挙しましと、
- 密閉:窓がなかったり換気ができなかったりする場所のこと。
- 密集:人がたくさん集まったり、少人数でも近い距離で集まること。
- 密接:互いに手が届く距離で会話や発声、運動などをすること。
この中の密閉の対策を少々ご紹介致します。
窓やドアを1時間に2回以上数分間開けることが大切
家庭用エアコンでは換気は行われていないため、窓やドアを開ける対策は必要になってきます。「1時間に2回以上数分間」このペースはある程度意識していないと、忘れてしまいそうな頻度ですよね。できれば1度の換気でも、きちんと効果的なものにしたいところ。
空気を入れ替える=窓を開ける というのが一般的な解釈ですよね。しかし、実際にはただ窓を開けるだけでは、十分に空気を入れ替えることは難しいです。ポイントは空気の流れ。換気には、排気とともに給気も必要です。これが機能することで、空気の流れを作ることができるのです。空気の流れを作る場合は、
窓を2ヶ所以上開け、給気側は小さく開け、排気側は大きく開けましょう。
これは、空気は小さい隙間から入るほうが勢いがあり、排気は広い隙間からのほうが小さな力で出ていけるという流れの特性を活かしています。玄関のドアを少し開けて、家全体で風の流れを作るのもいいですね。窓が1ヶ所しかない部屋やワンルームの場合、排気口である換気扇の利用も有効ですので換気扇も上手に使いましょう。
「感染拡大を予防する新しい生活様式」 なかなか難しく、まだまだ終息には時間がかかりそうですが、みんなで協力、みんなで工夫、これからのおうち時間をたのしみましょう。